021.わたしはそれを倖せと呼ぶ

 未婚であるほうの息子が転職をしてから暫く経ちました。勤務形態の都合上、共に暮らすのは月のうちの三分の一にも満たなくなったんです。このところはコロナウイルスのこともあったので、更に顔を見る機会も減っていましてねえ。
 わたしは子供が可愛くてしかたがないのですが、干渉したり依存するのはまっぴらごめんなんです。用事がなければ連絡をすることもないわけです。それでも、久し振りに彼が帰宅していたこの数日は楽しかったですねえ。それなりには世話を焼き、なんだかバタバタとして。

 そんなとき、ホームページを更新しなければという気負いもなければ、わたしが嫌う類の焦りもありません。わたしには、使命感などというものがこれっぽっちもないですから。
 ノブレス・オブリージュ的な考えは、何も貴族ばかりが胸にするものではなくて、持てる者がそのような志に則って行動するのは素晴らしいことだと思っています。けれど、わたしは“そのような者”などではありませぬのでね。持てる者──自分のことをそんなふうに思える日はわたしには来ないだろうと思われますし、そんな器もない自分が、烏滸がましい考えに溺れることもまたないでしょう。
 無謀なお願いなんかではなくて、然るべき場所へ然るべき方法でリクエストを続けている方々を尊敬しています。コツコツと地道に積み上げていくその想いが、きっと実を結びますようにと祈りつつ、わたしも、わたしなりにできることを無理なくやって行きたいです。

 今日は『ザ・スター』の【春】を忘れずに堪能させていただこうっ❤
 眠れなくなってしまったら、此処へきて、ゆらゆらと過ごすことにしよう☘

 家族を愛し、友を愛し、ある面では夢中だと云える秀樹さんへも闇雲に情熱を傾けるのではなく──映画でも書籍でも音楽でも、素敵だと思えるものには素直に心打たれ、そんな日々の中で、極々自然に、当たり前のように、雨の日には傘を差すように……いつもいつも秀樹さんのことが在ればいい。

 これまでと同じように。今だけのことではなくて。これからも永遠に。

いとおしいひと


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