002.Chandelier / Sia

 酒を暗く呑んだりはしないはず。誰かに絡んだりもしないはず。

 でも、心の奥深くに破滅型の自分が居るのを知っている。
 どうしようもなく引きずられそうになる其処へ、怖れながらも惹かれ、絶対に踏みとどまったままで生涯を終えてみせる。そうさせてくれるだけの大切なものを、わたしだって、持っている。

 慰めてもらいたいところがあるような、、、「ううん。やめて。けして、その部分ではない──わたしの“それ”を憐れまないで」

 何処とは云えない、明確にしたくもない、面倒な心。

 誰もが持っているのではないかしら。

 Sia……彼女が前髪を落とし、また顔を見せて陽の下を歩く日はくるのだろうか。しかし、そうできないことを、他者が勝手に不幸と決めつけていいものか。

 わたしは彼女のような意思表示を、見た目にまで晒す根性はない。

 うーん、、、オーストラリアの方を好きになる率が高いのよね、わたし。

 1、2、3、
 1、2、3、drink……

 今日も呑んだわ。

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